まずは、ミシンソーイングの入門編です

 

ミシン縫いのベースになるのは、“直線縫い”と“ジグザグ縫い”です。このふたつがすべてのソーイングの基本となるので、最低でもマスターしておいてください。

 

最近では直線縫いミシンにとりつけて、ボタンホールや縁かがりをしたりできるパーツも販売されています。押さえ金やアタッチメントもいろいろそろっていますから、目的に応じて正しく選びましょう。

 

たいていのミシンには付属品のアタッチメントがいくつかついていますので、最初はそれらを活用して足りないものを買いたしていけばいいのです。

 

初心者向けの製品でおすすめは「テフロン製押さえ金」。すべりのわるい素材、とくにニット地、合成皮革などをスムースに縫える、すべりのいい材質でできています。一般の布地にもつかえ、用途としてはローラーつき押さえ金と似ていますが、ずっと広範囲に使用できるのが特徴です。

 

ローラーつき押さえ金は、すべりのわるいコーデュロイ、ゴム、合成皮革などをなめらかに縫いあげるアタッチメントですが、使い道がある程度限定されてしまうスペシャルなパーツ。手芸などにはかなり活躍しますが、ニットには向きません。テフロン製押さえ金は利用範囲が広いので、使い勝手も大きくちがいます。